今月の末に発売を控えているキールファミリーの「キールヘッド」&「ザッパー」。。
これ等のルアーの特徴でもある、すり抜け性能を最大限に引き出すにはちょっとしたフック調整をした方がいいです。実はこの話題は過去にも取り上げた事がありますが、今回のリリースタイミングに合わせて今一度説明したいと思います。
まず、コチラ↓キールヘッドとザッパーのベリーフック周りの写真です。
ちなみにキールヘッドはBPフック#2/0、ザッパーはBPフック#1/0が装着されています。二つの写真を見比べて頂くと分かるかと思いますが、キールヘッドのフックはボディーにぴったりくっついてるのに対し↓ザッパーはフックが若干浮きあがっているのが分かるでしょう。。コレだとすり抜け時にフックがちょっと安定しないんです。。そこで必要になってくるのがフックポイントの微調整です。
コレはフックの個体差によってまちまちで、キールヘッドでも必要なケースがありますが、、とりわけザッパーに関しては必須のチューニングと言えます。。
やる事は至って簡単。。フックポイントとボディーのくっつき具合を見ながら、針先をボディーから外側に向けて曲げてあげればいいだけです。。この時に間違えてはいけないのが、いわゆるフックが伸びる方向じゃなく、フックポイントをボディーから離す方向へ捻り気味に曲げる事です。。
文章で説明すると分かりずらいかもしれませんが↓こういう事。。。
ただし、調子に乗って開けすぎると今度はすり抜け時に引っ掛かり易くなってしまいますので、、やり過ぎは禁物です。こんな感じ↓になれば安定したスリ抜け性能を引き出せるようになるでしょう。。。針先とボディーがピッタリくっついてる状態です。。
新たにキール&ザッパーを手にするヒトはもちろん、既に持って居るヒトもチェックしてみてください。また、コレはキールヘッドやザッパーに限った事ではありません。。一般的なルアーにダブルフックを装着する場合にもこういった微調整をする事によって一層扱い易くスリ抜け性能を発揮するケースが多々ありますので、気に留めておいて損はないでしょう。。。
あと、、、
コレはもっと基本的な事ですが、、使用してるうちにヒートンが回ってしまってフックが正常な状態で固定されてない事がありますので、コチラも十分に気を付けてください。。まあ、コレは単純にささっと手直ししてあげれば良いだけの事なので、定期的なチェックをお忘れなく。。(^。^)y-.。o○。