とうとう昨日、念願の月刊「つり人」の取材釣行が実現しました。。
今は無きトップ堂やルアーの専門誌などには何度も出てますが、釣り総合誌の老舗で今年７０周年を迎える「つり人」誌に出られるのは、ある意味感無量です。。前にも書きましたが、今から約４０年前、、松井少年がいちばん最初に手にした釣り雑誌はこの「つり人」でしたからね～(^。^)y-.。o○。。
詳細は今月末に発売される月刊つり人５月号に掲載されますので、ざっと簡単な報告になりますが、、まあまあ撮れ高ＯＫの春タナゴ釣りを楽しむ事ができました。。
思い起こせば去年の同じ時期にも春タナゴ釣りを楽しんでまして、その時と同じように今年もフィールドの雑草「オオイヌノフグリ」が花を咲かせて、我々を迎えてくれました。
とても小さな可憐な花を咲かすこの「オオイヌノフグリ」は、ちょっと特殊な雑草でして、、秋に芽を出し、他の植物が繁茂しない冬の間に育ち、早春のこの時期に花を咲かせます。まさに春を告げる小さな花。。そしてナント！夏の間は種子で過ごすと言う変わり種なんですよ。。
要するに、去年のその頃と同じ様な場所をチョイスすれば大丈夫！って事で、予想通りのなかなかいい釣りが出来ました。
サクッとタイリクバラタナゴを釣った後、在来タナゴを釣るのにはちょっと苦労しましたが、、ご一緒したimaを退職し新しいブランド「ポジドライブ」をレッド中村氏と立ち上げる飯村さんが、、スモールピンポイントを見つけてくれました。。コチラ↓水中にコンクリートの板が突き出してるのが分かるかと思いますが、この隙間、上からは全く見えない影にヤリタナゴちゃん達が隠れていたんですね～(^。^)y-.。o○。。
こういうちょっとした変化を見逃さないのがタナゴ探しのキモなんです。。。
まあ、昨日は一日中曇天で冷たい風が吹き、かなり寒かったのですが、、満足の２０１５シーズン初釣りを堪能する事ができました。。確実に、着実に、、春は近付いて来てますね～(*^。^*)。。
さて、そんな昨日の取材では、釣りの合い間に地元の酒蔵を訪ねてきました。。佐原水郷のすぐ近くにある「馬場本店」さんは、江戸時代から続く老舗酒蔵で、現在の当主は１５代目。。日本酒はもちろん、白味醂が有名で、、「馬場の味醂でないと良い味が出ない。。」と一流料理屋からの注文が絶えないとの事なんです。。
もちろんその白味醂と、昨年コンクールで金賞を取ったと言う大吟醸「海舟散人」を購入してきましたよ～(^_-)-☆。。
ちなみに、蔵の建物は２０１１年の東日本大震災の影響で大きなダメージを受け、現在修繕中でして、出来る限り元々の材料を生かしつつ↓次世代に繋げていくとの事でした。。
普段釣りに行くだけだと、つい見落としがちな水郷の歴史を、今回の釣行では深く感じる事が出来ました。。
たまにはこういうのもいいですね～。。。
まあ、試飲をするには運転手が必要になりますが、、全国には一般のお客さんを受け入れる準備ができた酒蔵がいっぱいありまして、「酒蔵ツーリズム」なんてウェブページもありますので、皆さんも機会があったらフィールドの近くの酒蔵を訪れてみてはいかがでしょうか(^。^)y-.。o○。。。
こんどは、パックロッドを携え、、電車で「釣り＆酒蔵巡り」でもしてみましょうかね～。。。